地域に根差した農業
創業以来、三田の豊かな大地で受け継がれてきた“かさたに農園”の歩みをご紹介します。地域の皆様と共に歩み、未来へ続く農業を育んでいます。

代表紹介

JAECでの研修経験(ハワイ・オアフ島)
先々代である祖父が農業を始めてから約70年の歴史があります。
私自身は3代目として父の跡を継ぎました。
農業を始める前は、JAEC(国際農業者交流協会)の研修制度を利用し、アメリカのハワイにあるオアフ島で1年間、農業修業を経験しました。
この経験を活かし、日本の農業と食文化を守るため、地元・三田で農業に取り組んでいます。
後継者不足が深刻化する中、地域農地の引き受けや次世代への継承を使命としています。
メッセージ
いつも当園をご愛顧いただき、ありがとうございます。
日々ほ場に立ち、作物本来の美味しさを大切にしながら、安心してお召し上がりいただけるよう栽培に取り組んでいます。
これからも三田の豊かな自然の恵みをお届けできるよう、一層がんばってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
農業に対する思い
「土とともに生きる」—— 私たちは農業を単なるビジネスではなく、次世代へつなぐ文化と考えています。土壌の健康を最優先に、有機質肥料や輪作を取り入れ、持続可能な栽培を追求しています。
「安全・安心・美味しい」は当たり前と考え、その一歩先にある「食べた時の感動」をお届けできるような商品作りを心がけています。そのために、以下の点を徹底しています。
- 日々の観察: 日々必ずほ場に足を運び、作物の状態を直接目で見て確認します。
- 最適な手入れ: 作物のその時々の状態に応じて、今何が必要か(肥料、病気対策など)を判断し、最適な手入れを行っています。
- 品質管理: 「当たり前のことを当たり前にやる」という姿勢を大切にし、常に高い品質を維持できるよう努めています。
また、私たちの農園がある地域全体の農業を守り、日本の食文化を支えていきたいという想いも持っています。後継者不足が進む中、近隣の農地を引き受けるなどして、地域の農業を守っていくことも私たちの使命だと考えています。

地域貢献の取り組み
農業人口減少への対応

高齢化や担い手不足に直面する地域農業を守るため、当農園では年間を通じた研修会や体験イベントを開催。若手就農希望者を受け入れ、実践的な技術と知識を伝えています。
農地の引き受け、地元農業の継続への意識
休耕地の活用にも積極的に取り組み、周辺農家と協力して農地を引き受けることで、地元農業の持続性を支えています。地域コミュニティと一体となった運営を行っています。

かさたに農園について
農園概要
1956年 現農園主の祖父より前園主が農園を引き継ぐ。
所有農地と借入農地で水稲・露地野菜を拡大し、所有山林を開墾後は果樹園を設立し規模を拡大して現在に至る。
2025年 全経営権移譲、水稲・複合経営を確立し、安定供給できる量と品質を確保しています。
農園規模
水稲15ha(作業受託含む)、露地野菜2ha、果樹園3haの作物を栽培しており、大規模農家として認定農業者に定められております。
主なお取引先
JA兵庫六甲様、こはく様、ミル メルシィ様 他多数
